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株式会社翔設工業の雑学講座24

皆さんこんにちは!

株式会社翔設工業、更新担当の中西です。

 

給排水配管の現場フロー🚿

 

私たちが蛇口をひねると、当たり前のように出てくる水。
でも実は、その裏には緻密な配管計画と職人の手仕事があります。

🏗️ 工事の流れを追う

① 仮設・墨出し

建物の骨組みができる前に、配管ルートを決めるための墨出しを行います。
「どこに水道管を通すか」「勾配をどれだけとるか」など、ミリ単位の作業が続きます。

② スリーブ・配管敷設

コンクリート打設前に**スリーブ(管の通り道)**を設置。
これを間違えると、後から貫通できず配管ルートが破綻することも。😱

配管材は主に:

  • VP管(塩ビ硬質):排水・通気に多用

  • HT管:耐熱排水向け

  • HIVP管:給水向け耐圧仕様

  • ポリブテン管・架橋ポリエチレン管(架橋PE):住宅の定番。曲げやすく継手が少ない。

③ 接続・固定

接着・溶着・圧着などの手法で接合。
特に接着時間・温度・圧力は管理が必要で、冬場の硬化不良には注意です。

④ 通水・漏水試験

全ルートを水圧でチェック。
微細な漏れも許されません。🧪
この検査をパスしてようやく“水が流れる家”となります。

💡 ポイント:排水は「流す」ではなく「逃がす」

排水は重力に頼るため、勾配の設計がすべて
勾配が緩いと詰まり、急すぎると水だけが先に流れ、汚れが残る。
職人たちは経験で“最も流れがいい角度”を体で覚えています。

🧩 チームワークの重要性

配管工事は、大工・電気・空調・左官など他職種との調整が命。
「ここを先にやっておかないと後工程が詰まる」という配慮が、現場品質を決めます。

🌈 まとめ

水を「通す」だけではなく、水の性格と建物を読んで“流れを設計する”。
それが給排水配管の奥深さです。💧✨

 

 

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