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皆さんこんにちは!
株式会社翔設工業、更新担当の中西です。
今回は「配管工事」と「環境問題」という一見関係のなさそうなテーマについて、実は密接につながっている現実をご紹介します。
配管工事は、私たちの生活インフラ――水道、ガス、空調、排水、工場プラントなど――の“血管”とも言える存在。
その施工や維持管理が環境にどんな影響を与えているのか、そしてそれをどう抑えるかが、今、問われているのです。
配管工事では、古くなった鋼管、塩ビ管、保温材、接着剤の容器などが日常的に発生します。また、屋外では掘削に伴う残土や、排水管内の汚泥も発生し、適正処理が求められます。
接着剤、洗浄剤、防食塗料、溶接用ガスなど、配管工事では化学製品を多く扱います。不適切な保管や処理は、地下水汚染や大気汚染のリスクとなり得ます。
配管の施工ミスや老朽化による破損は、漏水やガス漏れ、薬液漏れを引き起こし、土壌汚染、空気汚染、エネルギーロスなど、深刻な環境問題に発展することも。
最近では、再生プラスチックや再生銅を利用した配管材、腐食しにくいポリエチレン管などが注目されています。耐久性とリサイクル性を両立することで、将来の廃棄物を減らすことができます。
産業廃棄物処理には、電子マニフェスト制度の導入が進んでおり、誰が・どこで・どんな廃棄を出し、どう処理されたかを**「見える化」**しています。
低騒音・低振動機械の使用
粉じん・飛散防止の養生強化
油圧式機械による排気ガス低減
など、近隣住民や自然環境に配慮した施工方法を取り入れる現場が増えています。
配管工事の最大の特徴は、施工結果が表に出ないこと。だからこそ、“あとから見えないから”では済まされません。
施工の丁寧さ=漏水防止
適正な保温=省エネ
継手処理の確実さ=事故防止
これら一つ一つが、環境保全に直結しているという自覚が、業界全体に求められています。
配管工事は、目立たないけれど、環境に与える影響は大きい。
だからこそ、静かに・丁寧に・確実に環境配慮を積み重ねることが、真に「持続可能なインフラ」を支える鍵になるのです。
次回もお楽しみに!
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